2017年2月13日月曜日

10+11=101

  先週から、職業訓練施設での「IoT講座」の非常勤講師が始まりました。

 IoTといっても、フィジカルコンピューティングがはじめての訓練生が多いので、ハードウェアの基礎的なお話からはじめています。

 今日のテーマが「電子回路基礎」ということで、「アナログとデジタル」の話からはじめてみました。

 概念的な話より実物でというのが、今回の講座で心がけていることなので、まずは圧電スピーカーをマイク代わりに、オシロスコープで「波形観察」。
  波形を見てもらったところで、「トランジスタラジオ」と「インターネットラジオ」の聴き比べをしてもらいました。


 昔ながらのトランジスタラジオ(電子ブロックで組みたてた1石AMラジオ)とインターネットラジオ、どっちが早く音が聞こえる?なんてところから実際に確かめてもらいました。答は、昔ながらのトランジスタラジオが早く聞こえます(だいたい3秒程度の差があります)。

 インターネットラジオが遅くなるのは、アナログ→デジタル・デジタル→アナログの変換プロセスがあるから。
 ではどうして、そんな面倒なことをするの?ということからデジタル機器のメリットを考えて見ました。

 そして、デジタル回路での「計算」ということで、二進数での加算の原理と、それを実際の回路で組んでみた「2bit+2bitの加算器」の説明をしました。

 実際に、「電気回路で計算」する回路を見てもらうことで、CPUのなかでこんなことが起きているいるんだと実感してもらえたらいいなと思っています。





2017年2月6日月曜日

【Blynk】ただ今挑戦中!

最近、IoT関連のご相談をうける機会が多くなり、猛勉強中(従来比)です。

 一つの例が先日も実験していた「IFTT」というWeb連携サービスですが、よりIoTデバイスとの連携に特化した「Blynk」というサービスにも挑戦しています。

 http://www.blynk.cc/





 IoTデバイスとの連携を実現するスマートフォンアプリ(Googleプレイのページ)です(iphoneも対応)。

2017年2月5日日曜日

講座資料制作中

 講座をやるには資料が必要です。

 特に回路やプログラムの説明には欠かせません。

 講座の基本的な組み立てはできていますが、資料のほうは進行中です。

オリジナルはHTML




 幸いこれまで行ってきた講座で作成した説明図なども使えるものがあるので、活用します。


コンパイルの説明図


明日からの講座準備中

 明日2月6日より、職業訓練施設で非常勤講師を勤めます。

 「IoT(Internet of Things)」に関する講座で、24時間(3時間×8回)の訓練時間です。

 明日は初日ということもありますので、基本的なお話から始めますが、せっかくですので実習中心でおこないたいので、ESP-WROOM-02を使った「Lチカ」をやってみる予定です。

 そのため、ESP-WROOM-02開発ボードやブレッドボードなどを必要な部品を「教材セット」としてまとめています。10セット+予備です。
準備中の教材
施設側とこれまで打ち合わせていますが、訓練生の皆さんはIllustratorなどのアプリケーションソフトやVBAによる開発等はされているとのことですが、ハードウェアがらみははじめてということです(IoTの講座自体はじめて開講)。

 実は最近心配しているのが、小中学校などでの「モノづくり」「技術科」といった時間が減っていることです。
 年配男性の方は、「中学校でラジオとか組み立てたなぁ」という経験をお持ちの方も多いと思いますが、最近の中学生はあまり経験がないようです(学校しだい)。

 はじめて、LEDとか抵抗とかの電子部品に触る訓練生もいると思いますが、「自分が作ったものが動き出す」楽しみを知ってもらいたいと思います。

2017年2月4日土曜日

ESP-WROOM-02実験中!

昨年から、ESP-WROOM-02というWiFi機能つきモジュールで講座用教材を作っています。

現在取り組んでいるのが、「IoT」をキーワードにしたものです。


この装置は、温湿度センサーDHT-11を接続して計測データを送信するという仕組みです。

 データは、IFTTTという連携サービスにアクセスし、さらにEvernoteサーバー上のノートに追記するようにしています。

Bloggerはじめます

ブログを、Bloggerに引っ越そうかと思い、準備を始めました。